今回もプラレール紹介の名前詐欺です
TOMICA WORLD TOMY EXPRESS
車両の紹介の前にTOMICA WORLDについて
このシリーズは1990年代後半から2000年代前半に欧米へと輸出されていたもので、前々回のTOMICA HYPERCITYと同じくトミカの中の鉄道おもちゃという形でプラレールが輸出されていました
それと特筆するべきがトミカで、このシリーズでは通常のトミカは売られておらず、いわゆるモータートミカのみが売られているという珍しいシリーズでした
それでは本体の解説に戻りましょう
縦向きが正しい方向という珍しい箱です
まあ日本でも大体縦向きに吊るされて売られているのでこっちの方が見やすくて良いとは思いますが
ちなみに箱、車両ともにTOMY EXPRESSとハイフンがついていませんが、海外サイトの説明では稀にハイフンがついていることがあります
統一しなさいよ
箱内部の床も赤くなっており統一されているため見栄えがよいです
裏面
怒涛の説明が書かれていますが、これは多言語が存在する欧州で販売するための措置であり、主要部分は6ヵ国語、細かな注意書きは12ヵ国語で書かれているため、実際に書かれている内容は少ないです
フックに吊るすための穴もありますが、この部分が国内品と違い、箱内に収納できないので結構めんどくさいです
箱の開口部
思いっきりKAMOMEと書いてやがります
正体表したね
車両
当然ながら三両編成
全車両にTOMY EXPRESSと書かれたシールが貼られています
そしてみんな大好きL特急の金型流用品
間違いなく同時期に日本で発売されていた「かもめエクスプレス」の赤色樹脂整形をそのまま流用してます
どんだけ流用するねん
しかし前面はかもめと似ていながらも随分と印象が違います
なんと完全新規で作ったTomica worldロゴとライトシールです
Tomica worldロゴは国内にないので新規で作るのはわかりますが流用できるはずのライトシールを何故新規に作ったのか?トミーはどこにこだわっているのか?まったくわけがわかりませんね
とはいえこのライト少し不気味で個人的には好きなんですが
ちなみに1997~2003年の発売なので影薄いのにしっかりJNRロゴの差分が存在します
きっしょ
台車
普通かと思いきやトミーマークがなかよしロゴです
2002年以前に製造されたL特急金型を持ってないんでわからないですけどこれおかしくないですかね...
ここまでトミーの奇行とか結構ボロクソに書いてきましたが、実在車両を意味わからない塗装にするのが大好き侍なので個人的にはお気に入りの一台です
今度、同じTOMICA WORLDシリーズのヴァージントレインも届くので楽しみです
それでは